「よし!薬剤師復帰するぞ!」と決意したものの
「でもブランク長いから、まず勉強すべきかな?」
「こどもの預け先どうしよう……先に探したほうがいい?」
「何もかも忘れてる!研修受けたいかも……認定講習受ける?」
こんな風にお悩みではないですか?
家庭もあってブランクが長いと、すべき事や不安が山ほどあって頭の中がパンク寸前になりますよね。
そうなるとついつい後回しにして、気がつけば数ヶ月が経過してしまいます(実体験)
そんな薬剤師復帰迷子な時に、いつ何をするか?がはっきり分かるロードマップを作成しました。
この記事を読めば、後回しにする事なく一歩一歩着実に復帰に近づけますよ。
始めに準備するもの
「よし復帰してやるぞ!」と思いたったら、まず以下を準備してください。
ここから全てが始まります。
- ノート(A5かB5サイズ)
- ボールペン
ノートとボールペンは一つずつ、専用のものを用意してください。
登録した転職サイトや問い合わせた求人先、勉強中の不明点など忘れがちなことを記載します。
メモ帳ではなく、A5かB5がおすすめです。
ボールペンはノートに差し込んでおける専用の物にして、子どもに持って行かれる事態を避けましょう。
ブランク長い薬剤師の復帰。まず何をする?
まずは、転職サイトに登録します。
絶対にチラッと求人情報をチェックしたり、勉強を始めたりしないでください!!
このままの勢いで転職サイトに登録することで、今すぐ復帰への第一歩を踏み出せます。
ここからのロードマップはこちら
- 転職サイトに複数登録する。
- プロフィールを作成する。
- 希望の条件を書き出す。
- 転職サイトの情報から、距離的に通える薬局を全てピックアップする。
- 希望条件が近い薬局に一つ応募する。
- 勉強テーマを1つに決め、本をそろえて勉強スタート
- 履歴書を書く
- 準備しながら面接まで勉強に励む
- 面接にトライ
- 採用されるまで、もしくは通える薬局がなくなるまで5~9を繰り返す。
応募できる薬局がなくなるか、1か月続けても決まらなければこちらのロードマップです↓
転職サイトに複数登録
まずは転職サイトに少なくとも5件は登録しましょう。
これは、求人情報を増やしつつ、やりとりが可能な数に収めるためです。
ポチポチと必要事項を数か所入力するだけで登録できます。
あとで混乱しないように、いつどこに登録したのか、ノートにメモしておきましょう。
後ほど電話やメールがありますので、あとは経歴や希望条件を話すだけです。
皆さん丁寧で親切なので、気楽にじゃんじゃん希望をお話ししちゃいましょう。
ここでは勢いが大事です!
私は酔っ払いの変なハイテンションで登録したことで、今薬剤師として再び働けてます。
思い切れなかったら吞みましょう!私はアサヒの生ジョッキ缶が好きです。
今やらないと、ブランクが伸びるだけです。今すぐ一歩踏み出しましょう。
プロフィール作成
登録した転職サイトから連絡が来るまでに、プロフィールを作成してしまいます。
転職サイトからの電話やメールで経歴を聞かれるので、前もって用意しておくためですね。
もしすぐに電話が鳴っても、受けて大丈夫です。
私は転職エージェントさん色々話しながら、経歴を思い出してメモしてました。
出身大学、卒業年、職歴、勤めてた薬局の処方箋枚数、薬剤師人数、診療科 等が聞かれます。
思い出せる範囲で書き留めておきましょう。
希望の条件を書き出す
- 働ける曜日
- 何時間働くか
- 午前か午後か
- 昼過ぎは何時まで大丈夫か
- 週何日
- 土日出る?
- 学校の長期休みはどうする?
- どんな薬局がいいか
などを書き出しておきます。
こちらも転職サイトとのやり取りで必ず聞かれます。
私は以前ブラック薬局でメンタルをやられた経験があるので、ここでは「働く気ある?」くらいの条件を言いました。
後でいくらでも調整できるので、「こうだったら良いな~」を全部ノートにぶつけましょう。
転職サイトの情報から、距離的に通える薬局を全てピックアップする。
各転職サイトで「距離的に通えるか?」だけを目安に、薬局を全てピックアップします。
ノートに書きだしておきましょう。
何故ならこの段階でえり好みしていると、また後回しにしてしまうからですね。
ここはちょっと忙しそう…とかモヤモヤ考え出してしまいがちですが、心を無に!
距離的に近い薬局をサイトごとに全て書き出します。
希望条件が近い薬局に一つ応募する。
ピックアップした中から、もしくは転職エージェントが提案してくれた中からで、一番希望条件に近い薬局にとりあえず応募します。
必ず一件はここで応募してください。
ブランクの長いママ薬剤師の復職は新卒ほど簡単ではありません。
面接の回数をこなして確率を上げる必要があるんです。
私は5回目の面接でようやく受かりました。
多少薬局側の条件と違いましたが、勇気を出して問い合わせて実際に話してみたら希望条件にOKもらえました。
なのでとにかく「ダメで元々」!!この精神で一件目に応募しましょう。
勉強テーマを1つに決め、本をそろえて勉強スタート
面接を受ける薬局の近くの医院の診療科を調べ、その中から一つテーマを決めて本をそろえ勉強をスタートします。
面接の日を締め切りにし、範囲を絞って勉強をすることで必要な知識を効率的に詰め込むことが出来るからです。
私が最初に応募したのは小児科門前だったので、小児科の本を3冊購入して一週間ちょっとで頭に叩き込みました。
応募した薬局ですぐに使えるように、テーマを一つに絞って本を揃え読み込んでください。
おすすめの勉強法や、ここで注意することはこちらの記事で
履歴書を書く
履歴書を用意して仕上げます。
私はあれこれ忘れていたので、大学卒業年は免許証、職歴は源泉徴収票を引っ張り出して調べました。
準備しながら面接まで勉強に励む
面接用の服などを準備しながら、勉強に励みます。
スーツまではやりすぎかと思ったので、私は手持ちの黒スカートとカーディガンで、ブラウスと靴をしまむらで用意しました。
面接にトライ
「ダメで元々」の精神で面接にトライします。
面接中は譲れない希望条件を伝えつつ、譲れるところは提案していくのがおすすめです。
例えば週3で午前中だけしか出られないが、予定がなければ急でもシフトを変わることはできる,等です。
実際にどのような処方を受けているのか、使っている機械やシステムなどを教わって受かるまでの勉強に活かしましょう。
通える薬局がなくなるまで5~9を繰り返す。
不採用でも気にせず、次の薬局へ応募して勉強しながら面接に備えます。
これを繰り返していけば確実に知識は増えますので、落ちても必ず次に活かせます。
最初にピックアップした薬局がなくなるまで、あきらめずに応募を続けましょう。
「頑張ってるけど決まらない!」どうする?
通える薬局がなくなったり、1か月経っても決まらない場合でも、次のロードマップはあるので安心して進みましょう。
ブランクが長かったり、働ける時間が短いせいで復職は簡単ではないですが、あきらめなければいつか決まります。
私もあきらめかけた事もありましたが、何とかなりました。
通える薬局が無くなった、1か月経っても面接が決まらなければ、次のロードマップはこちら
まとめ
ブランクが長いママ薬剤師の復帰へのロードマップはこちらです。
- 転職サイトに3件登録する。
- プロフィールを作成する。
- 希望の条件を書き出す。
- 転職サイトの情報から、距離的に通える薬局を全てピックアップする。
- 希望条件が近い薬局に一つ応募する。
- 勉強テーマを1つに決め、本をそろえて勉強スタート
- 履歴書を書く
- 準備しながら面接まで勉強に励む
- 面接にトライ
- 通える薬局がなくなるまで5~9を繰り返す。
あきらめずにこの方法を続けて私は復帰できました。
あなたもこちらから今すぐ一歩踏み出してみてください。
まずはこちらから↓